1人でもふもふ

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アリエッティ感想

この前うちの相方とアリエッティを観に行ったので、感想を。

米林初監督作品という事で、宮崎駿監督作品じゃないのはことごとく外れているジブリだけに全く期待しないで観に行ったのですが、これが結構面白かったです。

主人公の小人の女の子と人間の男の子の心の通い合い方が徐々に近づいていく描写とか、男の子の一方的な好意が小人の家族全体を危機に陥れてしまうトコとか、ドールハウスのハッとする美しさだとか、印象的な場面を散りばめてあって素敵でした。

ケルト音楽のセシル・コルベルさんが主題歌と音楽全般関わったらしく、世界観ぴったりで1つ筋が通った作品になってるなと感じました。ケルト音楽と「アリエッティ」の世界 セシル・コルベルさんに聞く : 100人のジブリ : ジブリをいっぱい : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

宮崎監督作品のようなドラマティックな描写とか大冒険がある訳じゃないので、小粒なイメージは免れないんですが、破綻なく最後まで描かれていて感動が後を引くようなストーリーだなと。

巷だとあまり良い評判は無いみたいですが、自分にとってはここ最近のジブリアニメの中で一番印象に残る作品です。