1人でもふもふ

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iPhone×iPadクリエイティブ仕事術:書評

 シゴタノ!という有名ブログで紹介されていたiPhone×iPadクリエイティブ仕事術という本を読み終わったので、簡単に感想を。

 一言で言えばiPhoneiPadのアプリ紹介本なんだけど、紹介しているアプリは仕事能率化とwebサービス連携。
 第一章で紹介している、GTD管理する為のWebサービス「Nozbe」の紹介記事を立ち読みして、この本買うのを決意しました。
 結局Nozbeサービスが月額1000円弱掛かるのでやってないですが、普段GTDEvernoteとiOSアプリ(Egretlist)で管理しているので凄く参考になりました。
 ネットで探すとGTD+Evernote+iOSアプリのGTD管理紹介記事は結構見付かるんですが、その道の達人がどういう風に日頃実践しているのか事細かく書いてあって、興味深かったです。

 次に手書きメモアプリの紹介でスタイラスという、ペンタイプで手書き文字が書ける道具がある事を知ったのは収穫でした。指でiPhone上に文字書くのって逆にメンドクサイ気がして買ってなかったんですが、こういう道具があるなら買ってみようかな…と思いました。

 
 逆にこれは…と思ったのは、ソーシャルブックマークのDelicious連携が書いてあるのに、はてブの事は触れてもいなかったのがちょっとな、と。日本に居るから日本人の意見感想が多いはてブを使う方が個人的に好みなんですけど。

 
 あとがきでiPhone/iPadを使う事で人がやらなくて良いルーチンワークはなるべくデジタル機器に任せてしまおう、そして最後に残った「デジタル化出来ないもの」に集中して、これを磨き、大切にし、豊かな創造物を生み出して行こう、というくだりが凄く共感出来ました。
 勿論著者の様にバリバリ使いこなしている訳じゃないですが、実感としてiPhone使い出してから自分が今まで煩わしいと思っていた部分、Todoやスケージュール管理、アイディア書き止め、資料整理、記憶を思い出す、といった行動は殆ど任せてしまってますから。


 読んでいてマニアックな部分も多いですが、仕事だけじゃなく日常の効率をアップするiOSアプリの紹介という意味ではかなり具体性が伴っている本でした。

iPhone,iPadのアプリ紹介本がかなり出回ってる中、この本は紹介だけじゃなくどう使えば便利か場面を想定しながら書いてあるので、自分に置き換えて考える事が出来るのは良かった。アプリ間連携の具体的方法が書かれているのは他の紹介本ではそう無いと思う。正直自分の仕事の中でここまでiOSアプリを活用出来ると思えないけど。Nozbeには「おー」と思ったけど、内容は大雑把には分かってる事が殆どだった。