結果を出す人はノートに何を書いているのか:感想
元々整理整頓するのが好きな性分なので、身の回りのものは案外整理出来ている人です。
物だけじゃなく情報も整理整頓出来ればいいのに、との想いがあって、仕事やプライベートで使っているPC回りの整理整頓を意識してやるようになったのがここ5年程。
その延長線上で、日常生活や仕事の履歴を取るようにもなりました。
自分の生活全般を履歴として記録していく事は、自分自身の考えや行動を整理整頓出来、コントロールしていく事に繋がる、とよく本や雑誌で読むけど本当にその通りで、自分を客観的に見る手助けになっているなあと思います。
この本もそんな『自分自身の考えや行動を整理整頓する』技術が載っている本。
仕事の中で記録を取っていき結果を次に繋げる方法や、アイデアが浮かんだ時消えないうちにすくい取る方法などが載っていました。
その中で個人的に特に役に立ちそうなものをいくつか。
●「メモノート」でタスク管理とアイデア出し。断片の情報をたくさん拾うことがポイント
メモノートを肌身離ざず持ち歩き、次にやる事やアイデアが浮かんだら即メモする、って事だけど、今までの自分はiphoneやシステム手帳を使ってました。
が、この2つってどちらも『常に』使えないんですよね。仕事ではiphoneを取り出すのは遊んでると思われるだろうし、プライベートではシステム手帳を取り出すのは何か堅苦しいし急な仕事でも思い出したのか?と思われそうw
メモノートをさっと取り出し思い付いた事を殴り書きして、後でメモを破いて処理する、っていうのが忘れない内に記録するのに現状では一番良さそう。
●付箋を使った活用術
1.日付付箋 2.しおり付箋 3.インデックス付箋
自分の場合、事務仕事やっている割には付箋を使っていなかったです。
誰かに付箋の使い方をご教授願えていたら良かったんだけど、男性社員は付箋を使っているのを見た事無いなあ。
今までは2のしおり付箋位しか使っていなかったので、なるほどこう使えば良いのか、と参考になりました。
●読書ノートはアクションプランで書く
筆者はアクションプランの事を『A書評』書いていました。本を読んでいて、これは使えるとか役に立つ、というようなアドバイスだけを読書ノートへ書いていく方法らしいです。沢山読む本の中で、読んでいる自分にとって本当に役に立つ事だけを2、3個取り出して即実践していくこのやり方はイイなあと思いました。自分も読書ノートは書いているのだけど、あれもこれも良い事書いてある、と思って色々書き出してしまうと後から読み返す気にならないんですよね。
それに関連する話で、本や雑誌を破ってスクラップする、というのは大胆だけど理にかなっているなと思いました。実践してみたい。
一応公式サイトが本に載っていたので紹介しときます。興味がある方はどうぞ。
公式サイト「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 美崎栄一郎