1人でもふもふ

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CAPSULE/WORLD OF FANTASY:感想

音楽プロデューサー中田ヤスタカ氏のユニットとして精力的に活動しているCAPSULEの新アルバムが発売された。聴いたので感想。
CAPSULEの曲調は時代と共にどんどん変わっていっているので、このユニットがどういう方向性を向いているのかハッキリとは判らないけど、PerfumeやMEGのプロデュース作品と比べて、彼がその時々で一番興味を持っている音楽に影響を受けて曲を作ってるなと感じる。


◆WORLD OF FANTASYのPV

この曲のように今まで通りこしじまとしこ嬢のボーカルもきっちり入っているので、今までのアルバムから大きく逸脱してないけど、新アルバムは全曲128BPMに統一されているらしく明らかにフロア寄り。全体的にパーカッションや民族音楽のエッセンスをふんだんに取り入れていて、かつミニマルな曲調の作品が多い。BasementJaxxぽいなと思った。スピード感があってカッコイイ。クラブで掛かっていても他の曲と違和感無く気持よく踊れそうだ。ただアルバム単体でひと通り聴くと疲れる。クラブミュージックって大体そんなものだけど、これまでのアルバムよりもより一層感じた。


個人的にiTunesCAPSULEを登録する時、どこのジャンルに入れるかいつも迷うんだけどこれまではAkisibuのジャンルに入れていた。
AKisibuというのは自分がiTunesに登録したのだけど、要は渋谷系のようなオシャレで洗練された音楽とアニメ・ソングやゲーム音楽を含む秋葉原系が合体した音楽ジャンルのことを一部の人がこう呼んでいる。
今までのアルバムは中田ヤスタカ氏のプロデュースした曲が大体ここに当てはまるのでは?、と勝手に思って入れていたけど、今回のアルバムはこのジャンルに入れるのは少しだけ抵抗があったな。


CAPSULE中田ヤスタカ氏の音楽研究結果を披露する場所だと思うから、これで良いと思う。いつまでも一つの場所に固執しない姿勢がモチベーションを維持し、次々とヒット曲を生み出す原動力になっているのだろう。
参照URL1:CAPSULEのWiki
参照URL2:秋葉原系と渋谷系の融合!? 今、噂の“アキシブ系”を分析!