1人でもふもふ

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UVERworld/LIFE 6 SENSE : 感想

前々からバンド名は知っていて気になっていたのだけど、どんな曲を歌うのかアルバム単位で聴いた事無かった。この度聴く機会があったので感想。


 何で今になって聴くようになったかというと、アニメ「青の祓魔師」のOP曲が、UVERworld/COREPRIDEだったから。と言ってもアニメは観た事が無く、「鋼の錬金術師」の次のブレイクスルーはコレ!、という宣伝に興味持っただけだったりする。
 そんな不純な動機で聴いてみた新アルバムだけど、これが中々レベル高い曲が多くて驚いた。流石オリコンチャートで上位になるのを見掛けるだけはある。
 正直彼らがデビューした頃の曲は、誰の曲か聞かされなければジャニーズの新曲だと思うくらい『チャラい』イメージがあって、それ以降は興味が無かったのだけど、ここ最近の曲を今更ながら聴くと、曲調は10代20代が好みそうなハードなロックで日本ナイズされたラップも入ってくる曲が多い…こう書くと全然良さが伝わらないしむしろ駄目だろ、と思われてしまいそうだけど、海外で発生した音楽ジャンルを日本人のフィルターを通して昇華・熟成させた曲が多いと感じた。


 アルバム一曲一曲の完成度が高かったが、特に印象に残ったのをいくつか。
◆2曲目.いつか必ず死ぬことを忘れるな : 歌詞が良い。人生の無常観を歌ってるのだけど、若いのに悟ってるなーとか。完全におっさんの意見乙。
◆3曲目.一石を投じる Tokyo midnight sun : 女性Voから始まるR&B調から男性VoのHIPHOP調へ。いわゆるクロスオーバーロックを咀嚼して日本人として聴きやすくしたUVERworldならではの曲。
◆6曲目.クオリア : 映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』のED曲らしい。バラード調で全く知識が無い自分でも歌詞にグッと来た。多分アニメを知っていて映画館で観てれば泣けると思う。
◆9曲目.6つの風 (album ver.) : この曲の様にUVERworldの曲は、エフェクト掛けたりラップで歌ったりして、声自体を楽器として使っているのがカッコイイし新しい事に取り組んでいるなと感じる。


この前AquaTimzの新アルバム聴いた時も思ったのだけど、自分が知らないだけで日本の音楽レベルも止まったままじゃなく着実に上がってきてるんだなあと感じた。
AKBやジャニーズのようなアイドルだけが今の邦楽じゃないって事を再認識させてもらった。

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