1人でもふもふ

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魔法少女まどか☆マギカ:感想


ニコニコ生放送の予約タイムシフトで『魔法少女まどか☆マギカ日台同時一挙放送』を観終わったので感想。
正直今更感想書いても…と思ったけど、自分なりに思った事を箇条書きで書いておこうと。


・魔法少女モノという使い古された設定だけど、優しくて可愛らしいキャラクター群に欝でダークなストーリー展開のギャップが最大の魅力。
・敵役の『魔女』の描写はいい意味でイカレていて、こういうキャラクターを創造出来る人の頭の中はどうなってるんだろう?と感心してしまった。
・マミさんがマミられた(魔女に頭食いちぎられた)シーンは話を聞いて知っていたにも関わらずショッキングな場面で、第3話でこれを持ってくるのは話題作りとしてうまい。
・さやかが片思いの彼氏の音楽の道を救う為に魔法少女に契約しその後精神が壊れていき最終的に魔女になってしまう過程がこの作品の肝だと思った。見返りを求めずに他人を助ける為自分の命を差し出せるか、という命題。
・ほむらのまどかを想う気持ちの強さは異常。初めての友人で優しくされたからといって、同姓のまどかを助ける為に何度もタイムリープする彼女はちょっと自分では考えられない。これこそ他人に自分の命を差し出す行為だろう。


どんな物語でもそうだけど、観終わった後登場人物のその後を想像したり物語のテーマや意味を考えたり出来るのが良いアニメだとすれば、『まどか☆マギカ』は控えめに言っても良いアニメ作品だろう。2010年代アニメ作品最初の代表作と呼ばれるんじゃないかな。

参考URL:魔法少女まどか☆マギカwiki