1人でもふもふ

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誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール 感想 : 気持ちのキャッチボール

 今はコミュ障とまでは言わないですが、話すことに苦手意識を持っているので、この手の本は気になって手に取ってしまう自分です。

 読み終わったのでいくつかこれは、と思ったトピックを挙げてみます。


●「素朴な気持ち」ほど共感を呼ぶ
この一週間にあった出来事と気持ちを思い出そう。
実は話題というのは、取るに足らない小さなことで良いのです。
そう、あなたの何気ない日常にいい話題が潜んでいます。
会話で大事なのは、「お互いどんな人かわかる」ように話したり聞いたりすることです。
 

●どんな話題でも使えるフレーズ
相手に話しかけられた。「最近、◯◯を初めてね‥」↓
まずは共感する。「えっ、○○ですか」↓
気持ちに焦点を当てる。「○○をはじめたら、時間を忘れそうですね。」「○○を趣味にするのは、どんな方が多いのですか?」


●上司と自然に打ち解ける方法
挨拶のあとに、天気の話題、プラス「ちょっぴりオープンな情報」を絡めてみよう。
「昨日は布団を跳ね飛ばして寝ました」「長袖を着ていると汗が出ます」「女の人の中には半袖の人もいましたよ」


●「どうしたら人の名前を覚えられますか?」
その秘訣はシンプルです。
名前を覚えることが相手を大切にすることであり、相手に喜んでもらえることを強く意識することです。
その上記憶する時は、相手の顔を思い浮かべて、名前と一致させるイメージトレーニングを何回もします。


 読んだ感想として、冒頭で会話の秘訣は「気持ち」を伝え合うこと。「会話は言葉のキャッチボール」ではなく「気持ちのキャッチボール」、と書いてあるのにハッとさせられました。初対面の人とはとにかく何か気の利いた事を喋ろうとしてあれこれ考えた末結局喋れなかった、ということはよくあるけど、本当に身近なこと(天気・気候・服装・持ち物・今日あったこと等)から徐々に喋っていき、そこに自分の気持ちをちょっと乗せていく話し方がイイ、ということらしいです。
 シュチュエーション別に会話例が載っているのが実用的に感じました。特に上司や苦手な相手、女性とどんな話し方をすれば良いのか等、もっと若い時読んでいればなあと少し悔しくなりました。

相手の話をとにかく聞く→自分の気持ちをちょっぴり話す→相手に質問しながら話題を広げる が主旨。
シチュエーション別に具体例が書いてあるので、実践的。会話の秘訣は気持ちを伝え合うこと、という原則が解っただけでも読んで良かった。