傷だらけの仁清 感想 : 仁義・恩義・律義に生きる漢
ヤングジャンプで連載している猿渡哲也先生の『TOUGH』が好きで読んでいるので、今は休刊してしまったビジネスジャンプで連載していたというこの作品がレンタル漫画であった為、とりあえず1〜9巻まで借りて読んでみました。その感想。
Amazonの商品紹介から
この物語は、家族を知らずに育った永井仁清が、ある家族を護ろうとする漢のドラマである。生まれてまもなく捨てられ、福祉施設で擬似家族を体験した仁清は、より強い絆を求めてヤクザになった。仁義・恩義・律義に生きる無骨な生き様に熱くなる!!
という訳で任侠漫画、人情アクション漫画です。この後警察署長の娘を助けたのがきっかけで、本当の家族同然の付き合いをする事になりヤクザから足を洗う決心をするんですが、周りの人間からはそうはみてくれず苦悩する・・・という辺りで物語が展開するという。
暑っ苦しい作品が好きって訳では無いんですが、心動かされる物語は漫画に限らず大好きなので、続きが気になってどんどん読み進む事が出来ました。
仁清はメチャクチャ強いのだけど、仁義に生きる男なので幾度となくピンチに陥ってしまうのがもどかしさとカッコ良さを感じますね。
格闘の描写はタフのように多くなく、強すぎる男なのでタイマンになると一発KOが多いのが格闘漫画好きとしては物足りないかなw
あとやたら人が死ぬところが好き嫌いあるかもしれない。元々ヤクザをテーマにしているから仕方が無い部分はありますが。
一応連載は終わっているみたいなので、単行本で続きを読み進めたいと思います。
- 作者: 猿渡哲也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/19
- メディア: コミック
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