ソウルキャリバー5 感想 : シリーズ円熟の域へ
ソウルシリーズが世に出て実に14年経っているらしいです。
自分はソウルキャリバー3のみちゃんと遊んでないですが、シリーズ通りして遊び続けているゲームなので思い入れがあります。
同じナムコの鉄拳シリーズがレバー後ろで防御なのに対して、ソウルシリーズはバーチャと同じガードボタンで防御なのが、当時バーチャ派だった自分にはすんなり受け入れられました。
ソウルキャリバー4は今世代機で、オンライン対戦が出来るようになったので、かなり遊んだ思い出が。下手なのでガチな対戦してた訳じゃないですが…
●ストーリーについて
今回4の17年後ということで、キャラクターがかなり入れ替わっているんですが、大概前作までの弟子とか子孫とか老害がそのまま居座ってたりとかするので、プレイスタイル的に殆ど問題なかったりします。
ただ前作に居た雪華が、今作の主人公パトロクロスの流派を引き継いでいるのが「?」でした。雪華居なくなってるし。ヨーロッパまで来て愛人でも作ったか…
それ以外にもストーリー背景があまり見えないキャラとか多くて、今までのシリーズだったらストーリーモードなりアーケードモードのOP,EDで要らんことまで語るのに今回ストーリーモード以外では全く語りが無いので、うーんこれはどうなんだ、と思いました。
シリーズファンとしてはやはり17年間の空白を知りたいって気持ちもあるし、かといって格闘ゲームにカットシーンいちいち入れるのがウザいって人もいますから。
個人的には「多くを語るより、刃で語れ!」、とどっかのキャラも言ってたように、対戦ツールとしての楽しみを重視しているのでコレで良かったかなと。
●ゲームシステムについて
いろいろゲームシステムが変更・追加されたので全部把握出来てないです。3つ位挙げとくと、
・クリティカルエッジ…2D格闘ゲームでよくある超必殺技。カットシーンが入る。ゲージ1つ消費
・ガードインパクト…前作までと違い『4+A+B+K』で上中下段全てを跳ね返す。ただしゲージ1/2消費
・クイックムーブ…緊急回避。今までもあったけど避けやすくなった(と思う
大きなところはゲージが勝敗を分けるようになったことですね。これ多分葛藤があったんじゃないかな。
普通に今の格闘ゲームやってる人はすんなり受け入れられるけど、より複雑になる恐れがあっただろうし、実際なってます。
●その他思ったこと
キャラクタークリエーションは前作からあり、ネット対戦でネタキャラ作って遊んでいるしている人(自分含む)もいるので「あーこういう痛い人が遊ぶゲームなんだ(白目」つう感じで見ていただいて結構です。
今作はパーツを一部エディット出来るので、凝る人は相当凝りそうな感じ。
あとオンライン対戦周りが非常に充実していて、ライセンスやら称号やらレベル制やら最近の格闘ゲームで採用されているものは大体採用されてる感じです。
プレイヤーマッチでボイスチャットだけでなく、テキストチャットまで使えるのにはビックリしました。これ日本人向け(というかPS3ユーザー向け?)ですかね。
グラフィックが何気に強化されているのも見逃せないポイント。パッと動画観た時は分からなかったんですが、ゲームプレイ中はDVDからBD位にアップした感じがします。
音楽も、ロマンシング サ・ガや聖剣伝説2を担当した菊田裕樹氏が参加しているらしく、非常に豪華なサウンドに仕上がっていると思いました。
個人的には非常に満足感のある格闘ゲームです。今作も相当長く楽しめそうな予感。
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: Video Game
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