1人でもふもふ

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SUGIZO / FLOWER OF LIFE : 音楽の可能性を信じている

 LUNASEAやXJAPANのギタリスト・バイオリニストとして活躍していたSUGIZOですが、自分が最初に気になるようになったのは、ソロでクラブミュージック、特にドラムンベースをやるようになってからでした。
 当時自分がミニマルテクノに若干飽きていてドラムンベースにハマるようになっていたので、メジャーシーンで活躍していたロックのギタリストがドラムンやるなんて珍しいなと思い、気になってました。
 その後他の事に興味の対象が移ってしまったので、彼の活動は全く知らなかったんですが、この前CSでSUGIZOのLive番組をやっていたので観たら、ドラムンベースはやめたようでギターを全面に出した曲がメインになっていました。
 そこで気に入ったので最新アルバムを聴いてみました。

 この「ENOLA GAY」がアルバム中一番印象深かったんで紹介します。
 この曲名はタイトル通り広島長崎に原子爆弾投下した爆撃機の名前です。
 ちょうど去年東日本大震災原発事故が起こりましたが、曲自体はその前に出来ていたらしく、偶然ではあるけどSUGIZO自体あの事故は色々考えさせられたとインタビューで語っていました。
 曲調はロシア人女性の幻想的なボーカルが印象的ですが、それにも増してギターってこんなにも色々な音色を出せるのか!、と驚きました。
 インスト曲でもグッと訴え掛けてくるものがあるというか。


 インタビュー中で自分が出来ることに集中するという話をしていましたが、まさしく彼が得意なフィールドで好きな事に影響を受けながら自分の可能性を模索していく姿が垣間見え、格好良いなと思いました。
 未だに「音楽の可能性を信じているんだ!」というようなポリシーを感じました。

FLOWER OF LIFE(DVD付)

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