1人でもふもふ

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世界侵略 ロサンゼルス決戦 感想 : 現代兵器でドンパチ


SF+戦争バトル+極限まで判りやすくしたストーリー、そんな映画でした。
冒頭の10分位軽くプロローグが入って後は全編バトル。現代兵器使用して街中でドンパチな映画作りたいぜ!、でも敵側どうする?…じゃあ異星人にご登場願おうか、ゲーム世代にもアピール出来るしね、そんな企画側の意図が透けてみえる映画。
ゲームという事で言えば、CODやGOW、レジスタンス(これが一番近いか)って感じ。好きな人には血沸き肉踊る映像が次々飛び出してそろそろオレにも操作させろ、と叫んでしまうかもしれません。



ストーリー?そんなもの飾りです、なんですが一応説明すると、
地球に異星人が攻めて来ました→退役間近なベテラン軍曹が過去部下を死なせてしまったトラウマを引きづりながら出陣→民間人を助ける為に部下と上司を失ってしまう→他の部下に過去のトラウマの事を責められ、部下をいかに大事にしているかを演説→部下が改心してやってやろうぜ!となる→敵の遠隔要塞破壊してワーイ→俺達の戦いはまだ始まったばかりだ→エンド
…スイマセン意外と長かったです。
思った事は、異星人の描かれ方がワンパターン過ぎていい加減人間と同じかそれ以上の知的レベル生命体出して欲しいなと。多分ストーリーが複雑になるからやらないんだろうけど。
それに関連して、アメリカって本当正義と悪がはっきり分かれてないと映画作れないんだなあと。後敵側の意図が見えないってのも特徴。(一応科学者が水欲しいんじゃね、と話してるんですが本当の意図は不明)
まあアメリカの戦争の歴史を思えば、映画と言えど、というか映画だからこそ意図した思想がみえてしまうといいますか。



基本何も考えないでアドレナリン出まくる作品を求めている人には素晴らしい映画です。もうちょっとストーリーを掘り下げて・・・と考えると途端につまらなくなるので何も考えない、そのスタンスで観るのが大事。