1人でもふもふ

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ライフハックス心理学:「パブロフの犬」の原理は人にも使える

この本を読んで、自分のiPhoneのカレンダーやリマインダーを見直してより自分にあった調整を行う事ができた。こうすれば効率的に出来る、でも何故?の何故?の部分が心理学の解説と共に説明しているのが科学的かつ論理的。

 図書館で借りてきた本です。佐々木正悟氏はブログ「シゴタノ!」で知っていたので、どんな本を書いているのかと気になって。
 冒頭で「21世紀の仕事術=ライフハックス」と銘打っており、それはIT技術の活用や、経済的利益だけではなく気持よく仕事を進めていく方法だとか、自分の時間を適切に活用することに焦点を当てたアイデアなど、との事。

 その中でも特に実践してみようと思い、実際に実践しているものが、『三日坊主防止ハックス』の中の『新しく習慣づけたいことは「快楽漬け」にする』という項。


 その習慣に取り組めば、必ず手に入るご褒美を大量に用意し、その習慣に取り組んでいる間中、そのご褒美で自分にたっぷり快楽を与えるのです。
 この方法は、一般的にもよく知られている「パブロフの犬」の考え方そのものですが、とりあえず理屈は後回しにして、そのやり方を説明しましょう。
 最近では、お菓子や新商品の新商品がすぐに発売されるようになっています。そこで、たとえばその中から、自分が沢山摂取しても快感が容易に薄れないような、なおかつ健康に害があまり及ばないようなものを選んで、自分が新しい習慣と取り組み、その苦痛と闘っている時には、必ず摂取するようにします。


 自分の習慣の中で、実は早朝ランニングが完全に身に付いてないです。これまで実践している事は、
1.ihoneアプリのカレンダーで日々のルーチンをリマインドする。
2.iphoneアプリの『MyRunTwPro(無料)』でランニング中の分析を行い、サブのTwitterアカウントへ送る
3.日記にランニング出来たか/出来なかったかを記入。


1〜3に加えて今回上記のライフハックを元にやるようにした事は、

4.音楽が好きなので、プレイリストでお気に入りの曲を作り、ランニング中に聴く。ただしそのプレイリストはランニング中にしか聞かない。


5.走り終わった後のご褒美に、ブドウ糖を口に含む。コンビニで売っているような飴やガムでも良いかもしれないが、普段食べる事のない希少価値のあるものが習慣を特別なものに出来るのでこれにした。




 まあ子供の頃こういう『ご褒美』ってやった気がするんですよね。それを大人になった今応用でやっている感じではあります。
 効果の程は今の所一週間しかやってないですが、テキメンにあります。モチベーションの維持は1〜3で取れていたと思うんですが、嫌々やっていた部分があったのが4,5で相当緩和されて、むしろ楽しみになったという。

 
 他にも本書のライフハックの内容は心理学を絡ませており、どうしてそれが有効なのか?という「?」の部分が分かりやすく例を挙げながら書いてあるので、納得しやすかったです。

ライフハックス心理学 みるみる「やる気」と「時間」を引き出す43の方法

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