【感想】カラドリウスはじわじわ系STGだった

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　買ってしばらく遊んでみての感想を。

　今年末にXbox360の次世代機が出るという事で、末期ハード360にオリジナルSTGが登場。

　開発したのは雷電シリーズで有名なモス。最初モスと聞いてもどこのメーカーか分からなかったのは内緒だ。

　世界観は中世ヨーロッパっぽい錬金術が栄える魔法世界。

　ゴシック・ホラー調でココらへんケイブのSTG「デススマイルズ」「エスプガルーダ」の影響を感じる。

　いわゆるSTG＋女の子という近年よくあるSTGの黄金パターンを周到した作品。

　キャラクターの女の子が羞恥ブレイクというカッコイイシステム名で服が破けてあわれもないポーズを披露する。

　たまに野郎も登場して脱ぐのがイラっとさせられる。そういうサービスショットいいから。薄い本が捗るだけだから。

　ちなみに18禁にならないように、最大3段階の脱衣でもピクリともしないレベルなので安心。アグネスはお帰りいただきたい。

　全体的にチープな感じを受ける。どこかで観たような敵キャラ・背景・造形物。

　今まで雷電のような近未来SF作品を作っていたものの、ファンタジー作品は作っていないモスなので仕方無いことなのかもしれない。

　各面の始まりと終わりとボス敵でのデモも長いし、ゲーム進行の流れを悪くしている。

　これは最初にデモOFFを選べるので一度みたら毎回OFFにすればいいと思うけど。

　逆にOFFにするとだいぶテンポ良く進むようになる。

　武器は通常ショット＋全滅ボムの他に3種の特殊ショットがあり、通常ショットでは届かないところや強力な敵に対抗する為に使う事になる。

　それプラス3種の特殊ショットのゲージを全部使って全画面強力ショットが撃てる。

　近年のケイブ STGを遊んでいるとこの位の武器の多さは普通なので、特に面倒とは思わない。

　特殊ショットを強くするシステムやとこどころで使わなくてはいけない場面が出てきて、弾幕シュー以前のSTGにあった機転の利かせ方が出来てイイ。

　商用ではケイブ STG一強状態で、他のメーカーからたまーにパラパラ出る位な今の状態では、オリジナルSTGを360で出すこと自体、冒険もいいところだと思う。

　文中残念な事を書いてるけど、2,3回やっただけだといまいちパッとしなかったのが本当のところで、その後数回やってみるとこのゲームのやり込める要素やシステムの狙いがみえてきて楽しくなってくる。

1人でもふもふ