ドリフターズ:ファンタジー×ヒストリー
おいっすー!!(ネタがおっさん
「この漫画が凄い」でよく挙げられていたので前々から気になっていたのですが、今回1、2巻読了したので感想を。
西洋ファンタジー世界の中で、世界中の歴代勇者集めて戦わせようぜ!、絶対面白くなるだろ!?といったコンセプトっぽい。
簡単に言っちゃうと、「漂流物(=ドリフターズ)」VS「廃棄物」が対立軸になっていてどちらも歴史上の強者がその主軸を担っている。
「廃棄物」は現世で世界を憎しみまくっていたので、こっちの世界でも全てをぶっ壊しまくりたい。
一方の「漂流者」は訳もわからずこっちの世界に来てしまったのでさあどうすべか、といった按配。
「漂流物」側の主役は島津豊久・織田信長・那須資隆与一。全員日本人だけど、これから他の国の兵(つわもの)が増えていく模様。
対する「廃棄物」側は土方四郎・ジャンヌダルク・アラスタシアニコラエヴァロマノヴァ。バックに謎の人物黒王。
戦闘描写がかなり独特で熱い。特に島津豊久の戦い方は直情的でヤヴァいです。
「歴史上」なので、中世から近代に掛けてあらゆる英雄が召喚されるのがミソ。敵側の「廃棄物」はファンタジー世界の住人も使うのでドラゴンVSゼロ戦、とか。ゾクゾクしません?
ファンタジー戦争物(?)なので、残酷な面が結構ある一方、ドリフ3人組のアホな描写がホッとさせてくれる面があって、そのバランスが絶妙だなと。この塩梅がうまく保てていけるかで良作か傑作かのラインが決まるんじゃなかろうか。
この先どうなるか、かなり楽しみな作品です。
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: コミック
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