1人でもふもふ

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FF13感想2 : 最初と最後で印象が違う


 昨日めでたくFF13をクリアしたので感想を。
 若干ネタばれあるので嫌な人は見ないように。
 ちなみに過去記事はこちら
 
 FFシリーズって元々一本道が多いゲームだったけど、FF13は酷すぎる。
 何せ全13章中11章までが一本道。
 11章まで行くのに20〜30時間掛かるとネット情報で書いてあったけど、自分はもっと掛かっていて多分40時間弱。
 ある人が『物凄く長いチュートリアル』と言ってたけどまさにそうで、少しずつゲームシステムを覚える為の11章な感じ。


 11章からグラン=パルスという大地で、ミニクエストや武器/アクセサリーの強化を楽しめる。
 レベル上げややり込みが好きな人には俄然楽しくなる。そうじゃない人でも狭い世界から広い世界に出られた開放感は味わえる。
 自分は最終章まで進めてそこでグラン=パルスに戻ってキャラクター強化、という製作者が作ったレールの上からはみ出さないような遊び方をした。
 ミニクエストがかなりの数あり、クリアそっちのけで遊んでしまった。
 難易度が一番難しいAクラス以外は全部終わらせたけど、相当楽しくて100時間超えしてた。
 個人的にはやり込み系な作業って好きじゃないのだけど、この頃になると昔遊んだRPGを思い出して懐かしい気持ちになった。
 グラフィックは進化していても遊びのコアな部分は継承されている、悪く言えば停滞なのかもしれないけど良い部分は変えなくてもいいのではないかと。


 肝心のストーリーはというと、例のコピペ「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」が有名なだけに、複雑過ぎて訳が分からないんだろ?、とやってない人は思ってそう。
 自分もクリアするまで、少なくても中盤までは意味不明で感情移入出来ずにいた。
 が、中盤から終盤に掛けて徐々に盛り上がっていく話に感情移入出来、最後は泣いてしまった。
 というのは嘘だけど、これまでのFFらしい青臭い少年漫画風なストーリーで満足。
 完全なハッピーエンドで終わらなかったのも印象が残って良かった。最近でいうと『まどか☆マギカ』っぽい終わり方。終始悲壮感ただよう話なので、これはこれで良かった。
 

 和ゲーの地盤沈下が著しいが、完全に無くなってしまうのはやはり寂しいし、なにより洋ゲーには無い世界観とキャクター、ゲームシステムには魅力を感じる。
 安心して遊べるというか…まあ自分がオタク気質だからだろうけど。